「LibrariE」の導入館が大幅増 、200館に到達。

電子図書館サービス「LibrariE(ライブラリエ)」の導入館が急増し、6月10日時点で200館に到達しました。

館種別の内訳は以下の通りです。

・大学図書館  77館

・学校図書館  61館

・公共図書館  59館

・その他     3館

合計    200館

3月以降、新型コロナウィルス感染の拡大に伴い、大学、小・中・高等学校の休校や公共図書館の臨時休館措置が全国的に広がりました。これにより、非来館型の図書館サービスである(365日、24時間貸出可能)電子図書館への期待が急速に高まったことが、契約館数増加の大きな要因になっていると当社では考えております。

特に、学校教育においては、近年のICT活用推進の機運に加え、政府のGIGAスクール構想でさらに後押しされたことで、多くの学校において電子図書館の導入が活発化しているとみられます。また他方自治体ベースでは、政府の「新型コロナ感染症対応 地方創生臨時交付金」を活用して「図書館パワーアップ事業」に取り組む公共図書館もあり、さまざまな館種において電子図書館サービスの利便性に対する注目の高まりが感じられます。

こうした動きに対応して、当社は「岩波文庫」「岩波新書」「岩波ジュニア新書」の特別セット商品の提供や、学校向け推薦電子図書100点パッケージ(3種)など、学校向けにコンテンツの選定・購入がしやすくなるような商品展開を実施しました。これらに加え、語学関連書、ヤング・アダルト(ライトノベル)を含む文芸作品、学習マンガなどの購入も顕著に増加を見せています。

当社では引き続き「読書・学習を支援する新たな場」として電子図書館サービスの普及に努めるとともに、新鮮で魅力あるコンテンツの一層の充実に力を入れてまいります。